☆☆「あいらいの郷」 保護者の ”思い”☆☆


・・・1.
「あいらいの郷」施設に入所して、間もなく4年を迎えようとしております34歳の息子の母です。
入所した当初の頃は、帰省日には喜んで実家に帰ってきましたが、最近では「家の廊下は狭い」とか、 「老人(父母)の介護は怖い」とか言って実家に帰りたがらなくなりました。
帰省日に兄が来てくれれば帰ることができますが、兄に頼ることの出来ないときは、母が施設に泊まり に行きます。
宿泊は、2泊ですが泊まって初めて「入所の状況や夜の状況」が良く分かるようになりました。
また、施設で働く職員さんの大変なご様子等も良く分かりました。

・・・2.
「あいらいの郷」は、身体障害者養護施設の利用者一人として抱えている状況があまりにも異なるのが現状だと、つくづくと感じました。 年齢の差もありますが帰省できる方もいれば、施設に親御さんがお泊りに来られる事が出来る方、ご家族の方に会うことも間々ならない方も多くおります。 また、不思議な事に帰省していた息子(34歳)と一緒に「あいらいの郷」のホームに着くなり、 まさにホームに帰って来た家族的雰囲気がただよっている「ほのぼの」とした空気を感じました。

我が息子も、早いもので開所と同時の入所で大きな病気も事故もなく無事に11年目を迎えることができました。いつも職員さんのご苦労には感謝しております。 当初は、我が家に帰省してから施設に帰るときにはいつも我が家の玄関まで行くと、又自分の部屋に戻るを繰り返し、私の心の中にも「このまま我が家」でとの葛藤が多くありました。 それが今では施設のドアーが開いて中に入ると、「にっこと」笑いながら周囲を確認、安心した様子で「さっさ」と歩き始めます。
きっと息子にも私と同じ思いがあったのでは?
これが2人の自立かな!!
今では息子の、「僕の帰るホームは『ここ』だよ」との思いを強く感じております。